
フジテレビ問題は大変な事態だという認識がたりないのではないだろうか。複数のセクハラ・性暴力問題に直面し、企業体質やガバナンスの在り方が厳しく問われています。先日の番組を見ると、MCもコメンテーターもフジテレビ側を擁護している様子を見て全く反省していないのがよくわかりました。廃局してもいいのではないだろうか。
主なセクハラ・性暴力事案
1. 中居正広氏による性暴力問題
元SMAPの中居正広氏が、フジテレビの元女性アナウンサーに対して性暴力を行ったとされる問題が発覚しました。第三者委員会の調査報告書では、これは「圧倒的な権力格差」のもとで起きた重大な人権侵害と認定されています。フジテレビは被害者を保護せず、中居氏の出演を継続させたことが二次加害と指摘され、社長らが辞任する事態となりました。
フジテレビの対応は話にならないし、中居氏の態度も呆れてしまうほど浅はかで情けないと思わざるを得ません。
2. 石橋貴明氏のセクハラ疑惑
お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明氏が、10年以上前にフジテレビの女性社員との会食中にセクハラ行為を行ったと報じられました。石橋氏は「深酒していたため覚えていない」としつつ、「不快な思いをさせてしまったことを大変申し訳なく思っております」と謝罪しています。
彼の事で明らかになったのはおそらくほんの一部の事でしか無いであろう。どれだけの事が起きていたのか明らかにすべきではないだろうか。 想像さえもしたくないのも事実だが。
企業体質とガバナンスの問題
第三者委員会の報告書では、フジテレビ社内にセクハラやパワハラが蔓延しており、被害を報告しても情報が加害者に漏洩し、被害者が不利益を被るケースが多発していたと指摘されています。また、広告代理店や番組出演者など、外部関係者によるハラスメントも横行していたとされています。
どれほどの醜態があったか想像できないくらい蔓延していたことが想像できる。こんな酷い職場が存在していたことに驚きで認識の甘さが日本中にあふれているように思う。
社会的影響と企業対応
これらの問題を受けて、フジテレビは大きな社会的批判にさらされました。多くのスポンサー企業がCM出稿を停止し、放送収入は前年同月比で約90%減少するなど、経営にも深刻な影響が出ています。また、SNS上では「#私が退職した本当の理由」などのハッシュタグで、他企業の元社員からもセクハラ被害の告発が相次ぎ、問題が業界全体に波及しています。
6月の株主総会も期待したい。せめていい方向に向かって欲しい。